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「大地」のごとき豊かな心を育みます
あらゆる存在の可能性を
引き出すことができますように
タイトル
「大地の心」とは、いのちの営みを守り、支え、何よりも自分と縁をもつ存在たちが成長して輝くことをずっと応援し、見守る「母なる心」と言うことができるでしょう。
私たちは、その内側に「魂の大地」と呼ぶべき次元を抱いています。「魂の大地」とは、心の奥深く、魂の次元に降りていった、その先にある場所──。そこでは、自他の区別はありません。人間だけではなく、樹々も花々も、動物も岩も石も、すべてが1つにつながっています。まさに、「大地」の営みのように、様々な存在が結びついているのです。そして、だからこそ私たちは、そのような次元に根ざして、互いの良き「縁」(支え助ける人)となることができるのです。
タイトル
vol.1
「大地の心」を育むエクササイズ
1
「大地の心」が身体全体に広がってゆくことをイメージする
1日に1度、「大地」を踏みしめて、その上に生きるものであることを思い出し、私たち自身がこの「大地」から生まれ、「大地」の営みに支えられ、守られていることを念じる。献身と無償の恵みが結びつき、あふれるような豊かさを生む「大地の営み」──そのような、支え合い、与え合う土壌としての「大地」をイメージし、「大地」になった自分を思い描く。そして、「大地の心」に想いを馳せ、その「大地の心」が身体全体に広がってゆくことを念じる。
瞑想とは瞑想とは
2
「見守る心」を育み、その対象を広げてゆく
1つの事態が決着しても、仕事の結果が出ても、1人の方が人生の節目を迎えても、なお心にかけ、意識的に見守り続ける。自分が「終わった」と思っても、その事態も、仕事も、その方の人生も、終わることなく続いている──。「見守る心」は、それを知る心。そして、もう1つの事態、もう1つの仕事、もう1人の方と、見守る対象を広げてゆく。
3
良き「縁」として、周りに「貢献」することに取り組む
そこに生きる生命が自ら成長し、花を開き、輝くことを願い、「そのためならば、自分にできることは何でも尽くそう」と思う。自分が「因」(主人公)として中心になって生きることではなくても、良き「縁」(支え助ける人)として支え、助け、守り、尽くすこと──「貢献」を重ねてゆく。
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